アバウト

タハラレイコ 

京、吉祥寺出身。子供の頃から文章を書くのが好きだったのが自然に映画作りにつながった。1991年渡米後、日本における西洋のイメージについて思索したドキュメンタリー短編映画『レムナンツ』が30以上の映画祭やアートセンターで上映。マーガレット・ミード映画祭、SXSW(サウス・バイ・サウスウェスト)映画祭、ウーマン・イン・ザ・ディレクターズ・チェア映画祭、ニューヨーク・アジアン・アメリカン映画祭、ジャパン・ソサエティ他。 1994年から映画音楽/制作者マックス上杉と共同で制作活動を続けている。

2007年度文化庁新進芸術家海外研修フェロー。2007年よりニュースクール大学(ニューヨーク)メディア学部修士課程でドキュメンタリー史を教え、また2009年からはテンプル大学(フィラデルフィア)非常勤講師。映画制作と教職の傍ら“思い出ビデオ”の制作、“家族ビデオ”のアーカイブなど、地域の人々にビデオ・サービスを提供するご近所のビデオ屋さんでもある。

早稲田大学文学部第一文学科卒、イリノイ大学ジャーナリズム学部一年在学(ジャパン・イリノイ・クラブ奨学生)、ニュースクール・フォー・ソーシャル・リサーチ大学院メディア学科卒。

 

上杉幸三マックス

岡山県玉野市宇野出身。大阪桃山学院大学卒業後アメリカ渡米前は大阪でマニアのための輸入レコード店/ライブハウスのマネージャーを務めながらバンド活動を続け、地元岡山でラジオ番組『スィート・ソウル・ミュージック』をホストしたりした。ニューヨークでメディアの音作りや映画音楽理論を学ぶためニュースクール大学院メディア学科へ入学する。

大学院時代にはオルタナティブ・メディア理論を学び、映画音楽からラジオ・ポートレートまで多岐に渡る分野で、コミュニケーション手段としての“音”の創作に励んだ。この頃、色々なジャンルの自主制作映画十数本に楽曲を提供。1996年にニューヨークFM放送局WBAIで放送されたラジオエッセイ3部作『サウンド・オブ・リアリティ』では、詩的にかつユーモラスにデジタル再生時代の中での“聞く”ことと“聞こえる”ことへの意識の違いを問いかけた。

一方では映像分野にも興味をのばし、自身で映画やビデオを撮り始め、自作の音楽/音を映像と融合させた総合的なメディア制作をめざして1994年にパートナーのレイコとエムレックス・プロダクションズを設立、独自の作品をプロデュースし始める。

自分の作品制作の傍ら、テレビ/ドキュメンタリーの制作現場でサウンド/ビデオ技術を提供。HBO、PBS、NHK、ZDF、BBC、CBS、NBC、ABC, Discovery, National Geographic Channel, Nickelodeon などの仕事を通して世界中を旅している。